普段、ドラマも映画も基本見ない生活で、、
何故かというと、とにかく入り込んじゃうから、、
影響も超受けやすいし。。
感情の起伏を振られすぎる感じで、、
まぁ早い話が好きな、、わけで。。
ただお仕事のおかげで充分身の回りにドラマ性がありすぎるくらい
あるので、、無いならないで、、全然大丈夫なんです。
ところが偶然、ニュース見よっかな、、と,つけたTV.
「凪のお暇」の初回にぶち当たりつい不覚にも見てしまい
丁寧な作り、出演者の好演に、これは‼️と思い録画予約をしておいたら
あれよあれよと世間の注目度がアップ。4回分まとめて見たら、。
結果はまり込んでおります。
だからドラマは危険、、

と言ったのに、、です。

育った八王子や立川、多摩川とかいっぱい出てくるし。。
風を感じる作りなど背景も素敵。
商店街シーンは東中神のくじらロードなんだけど
短い商店街の終わりの反対側に、僕の音楽の恩師が
生前やっていたお店があったところ。
その場所が、ゴンさんの告白シーンで先日映っていて
もう更に大感激

お店で夜語り尽くして、その後1ヶ月しないうちに亡くなられたんです。
「塩入君、音楽やってて今幸せ?」って聞かれて
「勿論です、色々なことがめくるめく展開していって
幸せ過ぎます」と答えたら
「本当に良かった」と涙ぐんでおられました。
この先生はいわゆる街のピアノの先生ですが、とてつもない美的感覚の
持ち主で、僕らを音楽的に引っ張って下さいました。
美輪明宏さんと国立音大で同期だったようです。
僕に高2なった4月にリサイタルを開かせたり
当時考えられないような手法で、音楽を奏でることの
責任とその可能性を身をもって叩き込んでくれました。
今ある基礎的な音楽に対する考え方はそんな樋川先生のおかげです。
その名残りをドラマの中にみてもう興奮はどこまでも。。
来週最終回、、凪ちゃんロスになっちゃうぞこりゃ。やばい。
ただ、描かれる人間関係の裏にある、親の影響、、というテーマ。
少子化のここ30数年の中で見過ごされてきてしまった大きな問題だと
思います。僕の家は3人子供いたおかげで、親は僕が反応悪ければ
弟、次は妹、、と相手を変えていける単純な図式が可能だったけど
一人っ子だと子供が親2人分引き受けるわけだからね。
これは個人の家庭で起きていることと放置するのではなく
子供、或いは大人になってもメンタルケア含めて
そういう状況をみんなが理解する必要があると思うな。
クラシックピアノ世界にでも親の呪縛で
才能生かせなかった人も今までたくさんみてきたし、、
愛情と呪縛は関わるアプローチ、時間は似てても結果は
とんでもなく違うしね。
この世は半分以上考え方次第、、と思っているので
人の意識に引っ張られることなく、自分の意思を真っ直ぐに持てるよう
考え方をプラスに出来たら、無敵な人きっといっぱいいるよね。
それを支える側に常に回れたらと思います。
それにしてもいずれは聖地巡礼、しちゃいそうで怖い。
ドラマをリアルタイムで見たの東京ラブストーリー以来って
あれ91年か、、相当経ってる。。(笑)
「カンチ◯◯◯しよ」って言った跨線橋は
当時あったうちの旅館の裏口から出たところの山手線の橋です。
あぁこわい、もうドラマ見ないぞ
