2019年10月30日

洪水はどうして起きる?


洪水の原因はという話になると
川に原因持って行きがちです。
決壊する堤防を高くしないと、、
内水氾濫を防がないと、、という事に
結論が行きがちですが、今回の千葉などは
どう考えても、土地利用の構造的問題があるのです。
被害が大きい市原、茂原、長柄、長南の全体の地図を見てみると
驚きの実態があります。

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緑になっている所は何でしょう。
全部ゴルフ場です。
この辺りは、羽田に着陸するときよく通る所で
上空からみて、そのゴルフ場の面積の広さにはびっくりするものです。

山を伐採し、切り崩して平地にしてゴルフ場にするわけですが。。
そうすると本来その山にあった保水の能力が全くなくなるわけです。
切り崩した体積分、丸ごと無くなる、、
そうなれば下に位置する人の住む街がどうなってしまうかは
自明の理でしょう。
法律で決められているゴルフ場にある池も
保水をしてる努力を表してはいるのですが、焼け石に水状態なのは
誰が考えても分かると思います。

これだけの大量の開発許可をしてしまう想像力の無さ、、
儲かれば良い、、という姿勢です。
ゴルフ場は芝の維持の為に使う農薬も半端ないものがあります。
それが飲み水にも流れ出しているわけで、、、

一つもあってはいけない訳ではもちろんありませんが
ここまで作ったらどれだけ影響があるのか、、、
今回洪水が起きた川越なども同じゴルフ場銀座の下に位置しています。

日本はコストの問題で林業を軽視し、山を放置して
樹木の傷みがこれも限界に来ていますが
その山を活用しようと切り崩してしまったら限界どころではなく
山の持っていた自然の力はゼロになる訳で、、
逆に水を集めるじょうごの役割をはたしてしまい
マイナスになってしまうのです。

テレビとかでもこの問題には踏み込んでくれることはありませんが、、
どう思われますか。
posted by aqua at 12:54| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自然や環境は人間だけのものではありませんね。塩入さんの説明で水を吸収するものが無くなってしまい、様々な悪影響をまねいているのが分かります。今からでも、何か改善策はあるのでしょうか。被災地の方へ、お見舞い申し上げます。
Posted by キタキツネ at 2019年10月30日 14:07
今年の春、京都で保水に役立ってくれるはずの山の木々が昨年の台風でなぎ倒されているのを見ました。急斜面では倒木の全てを片付けるのは無理とのこと。私の住む埼玉県でも公園や神社の大きな樹が何本も根元から折れました。今年は暴風、そして川の氾濫。100年に一度の豪雨とか、一か月の平均雨量を半日で超えたとか、過去のデータが何だかわからなくなりました。テレビでどなたかが「日本がこの位置にある限りこの先も台風はくる」と。それはそうでしょう。備えは毎回100年に一度を想定して行う?
Posted by ikuyo iduka at 2019年10月30日 17:04
なるほど!
驚きました。確かにおっしゃるとおりだと思います。
識者のみなさんも気がついていらっしゃるのではないでしょうか。
そして、被害を被られた方の、不安で不自由な生活は依然続いているのですよね。
Posted by early bird at 2019年10月31日 05:54
ゴルフ場開発が洪水の原因に
大きく関わっている・・・
考えてもみなかった事実がパズルの
ようにピッタリとはまり納得しました。
目先の利益・欲望のために山を切り崩し
続けた結果が洪水という恐ろしい形として
表れたのですね。
最近 都市部の住宅街に野生動物たちが
山から降りてきて結局は捕獲駆除される
ニュースが相次いでいます。
これも山林伐採によることですよね。
人間の都合によって破壊され続けていく
自然からの警鐘に本気で耳を傾けないと
いけないと思います。
Posted by Marie at 2019年10月31日 10:51
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