2017年02月05日

先日の「レジェクラ」の実況中継です‼️

僕のhpの管理をしてくださるtakako.さんのコンサートレビューです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
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八ヶ岳高原音楽堂、ガラス窓の向こうに富士山が拝める〜〜快晴!
青空も冬色より春に近い暖かな色あい(ワタクシの体感、MCでは寒い〜っとお話なされてまして。私と友人は暖かいよね…と)最高の一日でした。

アイボリーのスーツに黒いシャツの古川さんを先頭にユニットのご登場。
拍手と歓声が沸き、同時に一瞬うっとりのため息がもれていたのを聴き逃さないわたくし。
ピアノの旋律。
は、ドラマティックな展開を予想させる響きながらもどこか穏やか。
その先はチェロがセンチティブな調べながら旋律を太く明瞭な響きで縁取り、藤澤さんの歌声へと伝播してゆく。
シューベルトの「セレナーデ」をモチーフにした楽曲
一輪の花束
ロマンな陰影を流す伴奏にポップな甘く語る歌い方で先ずはわたくしたちのハートを鷲掴み
貴公子はこうでなくちゃ(笑)
そしてサビの部分ではベルカントが来た〜〜アドレナリン急上昇壮大な世界へ広げていく。
ベルカントの部分では演奏のDuoは声の伸びを押すように俊敏なリズムへ変わり快活に盛り上げる。
ドラマティックな展開に
…最初から飛ばすぅ〜〜〜
ほ〜〜っと感嘆のため息をつけば藤澤さんのMC。
か、可愛ゆい声(いえね、テノールをがっつり聴いた後ゆえの落差がそうカンジさせた)
そして早速古川サンをいじる「チェロ界のざきやま〈会場大爆笑〉さん」とご紹介するお茶目さ。
コンサートタイトルは塩入さんが命名と。
アバンギャルドなカンジと古川サン。おまけに御衣装がマフィア系(大爆笑)と自虐も。
古川サンが前衛姿勢でMCに突っ込んでいくのが楽しい。
MCも飛ばすぅ〜〜

オリジナル曲〜Sogno〜夢
ラヴ・バラードです。柔らかで素直なメロディに音の色彩を重ねていくピアノとチェロ。ベルカントの端正な声にはこの寒い大地を大きく包み込む優しい春の光が訪れるよう、さらに藤澤さんのお姿がより大きく精悍な男性像へ。うっとり眺めておりました。
チェロのほんのりバッハ色な即興を思うソロに、何の曲でしょうと聴いていましたら、ピアノがメロディを誘導、そして大好きな静かな鐘の音のような密やかな&透き通るシンプルな和音のイントロは
You Raise me up
英語でしょうか。ポエジックに漂うような歌い口がナイーヴな心情を静に立ち上がらせていく。
そしてサビでは歌い上げる激情が先行していたけれど次第に己へ深く沈着していく変化が切ない程に美しい。
あ〜〜幸せいっぱい
ですのに藤澤さんは一旦退出。

さて古川さん&塩入さんのSuper Duoコーナー。出会って15年を迎えられたと。
ざきやま発言飛び出し、会場は和やかに(ワタクシざきやまさんは存じず…おほほ勉強せねば・笑)
まずはピアソラの
アディオス・ノニーノ…ピアソラの亡き父への鎮魂歌。
チェロのソロから始まり、ソロの部分が長くなったと聴きました。古川さんのしなやかな指先から和音も交ぜ自在に上下する音色の波にも強弱があり、アンニュイな心と小雪が舞う窓を眺めるような心許なさ。その中にも抑えがたい闇が顔を出す。踵をかえしての本編へ。ピアノがさっと寄せるDuoの呼吸。鮮やかな展開に目が醒め、そして中間部での解放。さらに激情していってもどこかしら余裕を聞き取る。この感覚が以前聴いていた高揚とは違う。鮮やかなテクニックとテンションを高度にしかも両者同等にキープしていく、技と情のバランスの素晴らしさを感じ取った曲でもありました。更にはこの曲の情緒の振り幅の大きさをも大いに感じ取れる演奏の素晴らしさでした。
おくりびと
塩入さん曰く、メドレー的なロングアレンジVer.です。
サウンドトラック盤では幅広い空間をゆったり奏でるラルゴな曲が、ラルゲッタ(今回はイタリア語に拘ろう・笑)に移ろっていくイメージを持ちました。
このラルゴよりも速く(の意味でよいのかしらん)は牧歌的な音楽風景を、柔らかに繋げながらキビキビな動きが加わり、爽やかな風のような滑らかさと、密やかな愛らしさ(動植物の息遣い)が生き生きと呼吸している自然風景をも思いました。チェロの細やかなパッセージと軽妙なピアノの絡みも自然界の営みを見ているよう、めくるめくリズムの展開に小躍りしたくなる(おほほっ
古川さんは目を閉じられじっと聴き入る塩入さんのピアノソロ
天と地のレクイエム
流れゆく音形のグラデーションからスケートリンク空間へ拡散していく音の細やかな粒子が、羽生選手をまとい、演技する流線型と滑らかに融合していく綺麗さを見、強弱よりその音達の躍動感が心をも躍らせました。さらさらと難なく涼しいお顔で弾かれている(すんません)連なる音のなかに、しっかり響かせるポイントの一音を所々に聴き、ここぞという意思の強さがすっと立ち上がる。ふと羽生選手の動きの緩急合致を、流麗な響きの中にお姿が浮かんだのでした。
貴公子再登場。拍手&ハートのおめめで迎えます。
昨夜入られたお話、移動中、雪煙で視界が遮られたと。はいホワイトアウトですね。なかなかびっくりします。
このユニットは三つの声と思っていただければと古川サンのお話。
ポップオペラのご説明や古川サンが「クラシックのメロディにはいいのがたくさんあるんですよ。
良いところに目をつけたなぁ〜〜」等熱く語り、
藤澤さんがオリジナルのメロディを加えることを絶賛なされた&やりとりも超楽しい〜〜。
塩入さんは藤澤さんの声が好きであるとお話されました。
地図のない道〜Ave MARIA カッチーニ
天からふわりと舞い降りるようなご降臨の世界観。慈愛のような優しさと荘厳さがポップとオペラで醸し出されそこに演奏の響きの融け具合は憂いの極地です。それでいてポップでは寄り添い、オペラでは天から降り注ぐ声に遠近感があり幻想的。
前回ラストに歌われた曲が第一部のクロージングナンバー。
愛の讃歌
皆が知っている曲は笑みが零れます。温かな声の臨場感を今更ながらに会場いっぱいに感じ取れたのでした。サビでは渾身の声で歌い上げるその迫力、ラストのベルカントなんて卒倒しかけた(ワタクシがね)
終了と同時にきゃぁ〜うわぁ〜〜〜ともうぉ〜とも唸る、歓喜の声が上がりました。
ただただ、ド圧巻

外が暗くなってきていると今頃時間と景色に気付いた頃、ステージの照明が際立ち
2ndが幕を開けます。
永遠の人
藤澤さん作曲のオリジナルは塩入さんとのDuo。ポップスジャンルでのラヴ・バラード。
歌詞のひとつひとつに淡い心に染められた雨粒が零れてくる。そこから音域の広さを自在に羽ばたいていく広がりと真摯な表情に、声だけで泣きそうになる。いえ、歌詞ももちろんですが、その声だけで良いんです。
そんな方滅多にはおりませぬ。古川サンが申された三つの声を憶いました。

MCで「ピアノと声が良いですね〜」とお二人盛り上がるなか、古川サン再登場(笑)

ありがとうの気持ちを込めてつくられた曲。
伝えなくちゃ
ラフマニノフの「交響曲第二番第三楽章」がモチーフ。新鮮!ご説明が無ければ、気付かないほどポップな曲調。出だしのチェロのボーイングのさりげない響きの遠近にクラッときて、藤澤さんのスィーティ〜な語り歌に酔い、チェロが縦に切り込む音、ピアノも優美に添ったり、軽快に跳ねてみたり、立体感を生む演奏の妙もたっぷり味わえました。
藤澤さん退出なされてDuoの演奏。寡黙なクラシックな古川サンに戻られて。
水のない河
塩入さんより曲の背景のご説明がありました。
チェロの深い音色は響きそのものの良さを再認識させ、ソリッドにぞくっと刻む劇的な様相を描きながら、内面から溢れ出す心情を歌心にのせる人の声を聴くようでした。また塩入さんのピアノのレンジをフルに弾きこなす激流は、いつ見ても超絶技です。ご本人はいたって冷静に弾かれておられますが(そう見える)リストならば大きくアピールするに違いありません。
もとい。
約束
とてもロマンティックなメロディのなかに儚く切ない悲しみの濃淡をも聴こえたDuoの演奏でした。
ふと、この雪の中を飛びかっている小鳥達の姿が思い浮かびました。なにを囁きあっているのかしらね。
さぁ藤澤さん再登場。曲名とともに驚きとも受け取れる声が上がった追憶のオペラ
前回藤澤さんはイタリア語で歌いたい!と申されました。
有言実行です。すごいこと。
藤澤さんはそっと胸に手を当て深呼吸をなされる。期待が高まる。
ピアノソロがチェロのメロディへ。これまた新鮮。
まるで人生の風景を振り返り思いを馳せていく静かな序盤から、解放を求めるだけではない、ベルカントの哀切な声は、歌詞のそこかしこにある悲哀を訴え続け、凄みすら感じさせる熱唱でした。
主人公の激しい憤り、悲痛な呟き、どこを切り取っても有無を言わせない感動を残し、演奏者の琴線をも刺激したのでしょうか。チェロのパッセージの鮮やかさも熱さがひとしお。ピアノの流麗さも際立って。
穏やかなコーダでは躊躇いがちに足を止め心情を紡ぐ声に、私達の心にも足跡を残しながら。すっっと消えてゆく。
歌になって気付いたこと。サビの繰り返しが多いのに、声の緩みなんて絶対許さない力量を矢継ぎ早に歌い上げていく説得力の凄さ。
でも…くどくない。これも声の魅力。
でも…終わってもこの部分が(イタリア語はわからずも)カオスな如くに頭の中で鳴り響いている。
一息置いてのブラボーの歓声も忘れられない。驚きとも呆気にとられたとも、瞬間の気が残りました。
ユニットの握手にもじーんときました。

Close to me
ブラームス交響曲第3番第3楽章がモチーフ。英語です。総て低音での朗々としたベルカントなのが渋い侘しさの曲調にジャストフィット!ユニットの声がそれぞれメロディを奏で、親密な対話のようにひとつひとつ重なっていく様がひたひたと高揚する一つの物語を築き上げていくよう。ユニットメンバーが熱く語りあうプライベートバー(笑)。ブラームスの曲ってなんか良い。英語がドイツ語にきこえちゃう。

え〜〜もう終わり===ショックを受けつつも明るく手拍子ご一緒に
フニクリ フニクラ
躍動的で快活な曲はスポーティ〜〜。調子に乗りすぎたワタクシは「鬼〜パンツは…つよいぞ〜」の歌詞を思わず口ずさんでいました(もちろん心の中)
拍手も揃って大盛り〜ブラボーにて終了。

アンコールの拍手鳴り止まず、
Period
今ここに添ってくれる音楽こそが心の拠り所であると。歌詞の語らいが艶やかな声の香気で会場に広げ、心の奥底に優しく触れてくる。
リセット。昨年のワタクシ。この曲はただただ沁みました。

希望の歌〜交響曲第九番
パッと青空が開ける情景に音楽の充実感がひとつになって今日の空へと突き抜けてゆく。
型にはまらない最高のポップオペラは背中を押し、希望へと導いていく。
ここぞというときに豪快で情熱的なチェロが切り込んでくる、そしてがっつりすべてを支えるピアノも積極的に聞こえちゃう。
お二人にも笑顔がこぼれていました。
わたくし、一番幸せな瞬間でした。
ゴージャスな音の饗宴に笑顔満載でのフィナーレ。びしっときまるところなんぞはさすがこのユニゾンのモチベーションの高さと底力を表しているのだと鳥肌立ちました。
拍手喝采にて終了O(≧∇≦)O 

はい前回同様、くどく書きます。ヴォーカル、チェロ、ピアノのみのアコースティックコンサートです。

レジェンド・オブ・クラシックスを聴かせていただいたのは二度目。
2015年のRevueを読み返し、前回藤澤さんが幾度も言われた”化学反応”
三つの要素が合わさることで生まれる別の物質に変化していく感動を改めて体感しつつ、
チェロ、ピアノ ヴォーカルの中でも原曲の溢れる音の中から、無駄な音はないはずなのに、
優れた元素を的確に抽出し、絡ませ、変化していく音楽反応はどこまでいっちゃうのでしょう。
さらなる増殖を期待せずにはいられません。
私たちも増殖せねば。

藤澤さんがクラシカルでのフォーマルさとラフなファション感覚でのポップスを、判り易く伝えてくださる。ポップスのラヴバラードからひしひし伝わる繊細さ。その表現の奥に歌を続けてこられた情熱と芯の強さが潜んでいることに気づいた瞬間、何気に心地よく響いていたバラードも他曲もより一層深く多面的な味わいを示すようになり当たり前のように聞こえていたベルカントへの展開もその滑らかな繋がりに驚かされる。両ジャンルのテクニックを高度にしかも同等にキープしていく、技と情のバランス。そう、三つの音は同様なのですね。
藤澤さんは「○○を歌います」と申されてから「○○を演奏します」と言い換える場面が。
演奏、「ユニットは三色の声」を意識させる嬉しい言葉でもありました。
スマートで美しい音の流動性にのり(ハンドマイクスタイルに体が動く錯覚をおこし、立ち姿がキマッているのと、ブルージーンズの両横にはラメの縦線が入っていて、つ、ついお足にも目が行ってしまったのでした・笑)粋なグルーヴ感を持たせて、音楽の美意識高く洗練された世界にめちゃめちゃ魅了されてしまった。


今回は一夜限りの共犯者。
共犯とは「ステージもお客様も一緒にこのコンサートを作り上げていく」…カンジに受け取った塩入さんのご説明。
ファン歴浅いワタクシには手が届かない〜〜
御三人が紡いでゆく音楽を共有できる余裕がまだ無い 感動いっぱい
ただただ聴かれることが幸せ。
追跡者です。わたくしは。
そして
共犯者たちの主犯は?
追跡しなくちゃ(笑)

帰路、山道には冬毛の鹿ご一家に二度遭遇しました。
そう、真冬なのでした。
景色をも忘れてしまうほどの
Concertであったことも記して。
本当に素晴らしい時間をありがとうございました。

2017.02.04.takako.

posted by aqua at 14:07| Comment(3) | TrackBack(0) | コンサートレヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月31日

アクアレルレコードVery Merry Christmasレヴュー

塩入俊哉H.Pの管理人のtakako.さんによるレビューです。

12月23日(祝・金)
アクアレルレコード presents 年忘れライブ2016 "Very Merry Christmas!!"

会場:東京倶楽部目黒店
開演:19:50/閉会:22:35

満員のお客様!幸せな笑顔咲きまくりのX'masライブとなりました!
出演:saya(vo)/楯 直己(perc. vo) /齋藤順(Cb)/岡沢茂(Eb)/塩入俊哉(pf)
スペシャルゲスト :松原健之(vo)/金城広子(vo)
音響 : 長戸哲夫

塩入さん「みなさんこんばんは。ようこそおいでくださいました」
楯さん「こんばんは」
お客様「こんばんは〜〜〜(*^▽^*)
楯さん「メェ〜リークリスマス!
お客様「メリ〜クリスマス〜〜(*^▽^*)
ライブが始まる前、曲ではなくご挨拶からって、なんか新鮮。
お客様の直球反応がライブハウスならではの至近距離を思いました。はい、気持ちも近い。
オープニングのアーティストはベーシストお二人から。
コントラバス奏者齋藤順氏とエレクトリックベース(で良いのかしらん…電気を通すベース・汗)の岡沢茂氏。

プログラム(敬称略m(_ _)m)
1st
荒城の月:齋藤順/岡沢茂/楯直己/塩入俊哉
齋藤順
ホワイトクリスマス:齋藤順/楯直己/塩入俊哉
春夜会: 〃
チャルダッシュ: 〃
saya
クリスマスリスト:saya/楯直己/塩入俊哉
りんご追分(アップル追分):saya/岡沢茂/楯直己/塩入俊哉
約束:saya/岡沢茂/楯直己/塩入俊哉
塩入俊哉
摩天楼のKiss:塩入俊哉/楯直己/齋藤順
天と地のレクイエム:塩入俊哉 solo

休憩タイムはアクアレルレーベル商店街福引大会
ハズレなし。みなさんにプレゼントが行き渡ったところで終了。
景品は…

2nd
岡沢 茂
面影:岡沢茂/楯直己/塩入俊哉
金城広子
群衆:金城広子/齋藤順/楯直己/塩入俊哉
ジーラジーラ: 〃
テネシーワルツ: 〃
楯 直己コーナー
インプロビゼーション:楯 直己(voice)/塩入俊哉
松原健之
歌の旅びと:松原健之/岡沢茂/楯 直己/塩入俊哉
一本の鉛筆:松原健之/塩入俊哉 
みちのくふゆほたる:松原健之/齋藤順/楯 直己/塩入俊哉
見上げてごらん夜の星を:松原健之/齋藤順/楯 直己/塩入俊哉

フィナーレ
X'mas songs 〜メドレー :オールキャスト
 松原健之/金城広子/saya/齋藤順/岡沢 茂/楯 直己/塩入俊哉



会場いっぱいの笑顔がよみがえり
Revueです
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
openingはご挨拶を兼ねての荒城の月
男性陣による渋〜い選曲!っと思ったアナタ様 
コントラバスの弓で弦を叩く(事自体、斬新よね)音色に目が醒め、歌舞伎で鳴る拍子木を想像すれば
楯さんの「よぉ〜〜〜っ」のVoiceにひっくり返ったはず。 
とどまらずに続く、エレキベースもソロを奏でる。ちょっと妖艶いやん…この感じ初めて。 
コントラバスとエレキベース、Wベース自体、まず有り得ないし、その上なになにこの厳かなバトル。
W主役が実現です。やがて 伴奏楽器が奏でるメロディは太く暖かな広がりで足元からすっぽり包んでくれる。
心穏やか〜と安堵してればトンデモナク、効果音も加わっていく「いよぉっ!Kabuki  The 荒城の月」は前衛音楽そのもの。 
この壮大な曲は、大きなホールで聴いてみたいとも思いました。 
最初からやるぅ(死語?笑) 

岡沢さん退出され順氏、マイク独占コーナーじゃない、コントラバス主役です。
ホワイトクリスマス
ケーキを囲んで優しい笑顔が浮かんでくるベースのソロに、夢見るXmasではなく、現実として世界中の子供達がみんな幸せな時を過ごせますようにと願わざるにはいられませんでした。 
…あっこの曲でピアノの音色に気付きました(笑)
続くは春夜会
CDで聴き始めた頃は季節の夜明けが訪れる優しい調べが先行していましたが、久々ライブで聴きますと、どこかしら哀切を感じ、流れていく月日に育まれたナイーブな感情の蓄積に気付きます。さむ〜〜い冬だから、より春を待ち焦がれる、そんな切なさも歌っているのですね。
そしてベースで弾きますかぁ?普通?さらに岡沢さんも加わってのチャルダッシュ
最初の揃った出だしからエスプレッソ一気飲みな濃い衝撃。いきなりずどんと響きが深い。 
メロディのウッドベースが気持ちよさ気に謳い泳ぐ。楯さんのperがちょっと煽るけれど、いやいや低音楽器はわれ関せず(笑)
高速弾きではエレキベースががっちり支え、ピアノの調べは朗らかに盛り上げ、さぁラストへ向かって一直線。
Wベースという組み合わせを面白く&ど迫力を維持しつつ見事に突っ走っていきました。
さいこう(スミマセン)順さんでした。

熱気冷めやらなぬ中、まずは美しさで魅了する、 松原さんが天使の歌声と絶賛なされた歌姫sayaさんご登場。
これまで男性ばかり(何気に殺風景のステージが華やかに変身。こうでなくちゃ(笑)
お客様が被られているサンタの帽子はsayaさん提供と。「わぁ〜」の声も上がる。
sayaさんコーナーの一曲目は塩入さんのようなカナダの音楽家=David Fosterが書いたという美しい曲、自分以外の幸せを願う大人の女性を描く歌でもある クリスマスリストを歌いますと。 
メロディラインは語るように穏やか。でもsayaさんの声には力強さがあり、心をこめる真剣なメッセージが聴きとれます。また英語の歌詞ゆえにロマンティックさも。恋人気分に浸り二人の世界で聴くのも素敵なXmasを演出してくださると、そんな側面も思いました。展開部での歌声の張りと伸びやかなヴィヴラートが綺麗。付随する演奏はピアノのタッチ、鮮やかな粒立ちが映え、音の光彩を与えてドラマティックさも醸し出していました。
はい。低音から音の重心がニュートラルに戻りました。

歌の世界は日本へ。曲名をsayaさんが言われましたら「ほぉお〜」と驚きとも思う声が上がりました。松原さんも歌われるりんご追分
なかなかすごい選曲。 sayaさんversionは塩入さんが現代風に大胆にアレンジを加えた、アップル(アポーの発音可)追分です。 
歌の節回しも功みに捉え、ぽんぽんと跳ねるフレッシュな声と伸びやかなヴォヴラートの対比が結構面白い。
楯さんの合いの手(voice)に、ジャジーなピアノ。この曲をオッと思わせるような楽しい仕掛けが次々登場し、アグレッシブさを底辺から弾ませるのは岡沢さんのエレキベース。
いつのまにか皆さん拍手と笑顔になっていました。
カッコ良くラストが決まれば、おぉおお〜〜〜の声(コブシは回らない・笑)と拍手
sayaさんコーナーのしめくくりは松原さんも大好きだと(2部のときに)お話くださった 約束
音域のひろーい曲を丁寧に心を込めて歌い上げる歌姫がそこにおられました。
私的にはsayaさんの中音域のふくよかな広がりが一番好きです。 
一部のしめくくりは塩入俊哉さんコーナー。 
リクエストにお応えして、カーティスクリークバンドのアルバムに収録された 摩天楼のkiss を。
もうクリスマスにもってこいの曲ですね。リラックマさんありがとうございます。
私、この曲はクリストファークロスの曲と声が浮かんでいたのです。
ライブで聴きましたら、順さんのつま弾くベースもジャジー、楯さんのマラカスもアメリカンなのですが、 音色の旨味がシャネルのフレグランスのように香ってくる感覚が先行。
ディオールのアディクトの香りかな。爽やかでもエレガント。各々の響きがリズムのノリのしなやかさ、音色に対する阿吽の呼吸がやっぱりスゴいですし、だからこその洒脱でオシャレにブレンドされたアクアレルフレグランスが香り、聴きました。うふふっワタクシも女性かも。
一部ラストは、昨年のメダリストオンアイスで弾かれた曲、天と地のレクイエム
羽生選手が塩入さんのお名前も言ってくださったことも嬉しかったですね。 
もうこの曲ばかりは是非生演奏を聴きにいらしてください。

休憩タイムは、アクアレルレコード大商店街福引き大会。
日用雑貨から食料品、お宝ものまで大盤振る舞いのコーナーでした 

さぁ2部は巨匠岡沢 茂さんのコーナー。
「岡沢茂です」と、とっても短いMCから。 面影 
面影を追っている幻想、独りぼっちでしんみり眺める先には雨降りの小窓が。みたいな心許なさ。
岡沢さんのしなやかな指先から零れる哀愁のメロディの上を楯さんの乾いた口笛が飄々と抜けていく。
子供と大人の感情が入り乱れ、その空間を自由に行き来するような、不思議なファンタジックな空気が満ちていきました。中間部的エピソードの決然とした表現も対照性が流れていき物語的。よりベースの音色は奥行きを作っていました。いや〜〜沁みます。 
っと感傷に浸っていても岡沢さんはさっと退出されてしまった(笑)

今夜最高齢のゲスト、奇跡のヴォーカリスト金城広子さんご登場です。 すっと和むのですよね。空気が。
お初のお客様が多いと思われ、塩入さんが金城さんのご紹介をなされ「新宿のともしびという歌声喫茶でずっと歌って…」の声に、 「あぁ〜〜」と頷かれる方多し。
金城さんの「ほっほっほっ」の笑い声に「可愛い〜〜」はい、キュートな女性です。
既に金城広子の世界は出来上がっておりました。
さぁシャンソンのスタンダード曲、 群衆
物語を語り歌うシャンソン、歯切れのよい歌い回しに80歳という年齢はすっかり飛びました。 
タンゴのリズムがお好きなのと巻き舌がお得意な金城さん(実演に大ウケ)アルゼンチンタンゴからジーラジーラを。
声に張りが漲り、シャンソン、タンゴと小粋に踊り出す演奏のリズムがぴったり寄り添い活き活きと舞曲の感覚を私達の身体に送り込んでくる。
金城さんの個性的な自己主張をきっちり届けてくださいました。 
ふと。タンゴを聴いていましたら、演奏で何度も聴いたエルチョクロが懐かしく聴きたいなぁとも。 
ラストはテネシーワルツお客さまもとても喜ばれていました。
今迄とは打って浮遊的で柔らかな雰囲気をうまく釀し出し柔らかな声。そして低音からぐぐっと語りあげる声に人生の年輪を辿っていく深みが、しみじみ内面から語り歌う。そこからエネルギッシュに外面へと盛り上げていく声の表情の変化に心がじわっと滲む感動が寄せました。
さぁ楯さんのインプロビゼーションのコーナーです。
それぞれが持ち寄った小さな音色(キラキラからでんでん太鼓まであり)を楯さんが音色を3通りに分けて、即興音楽とともに鳴らし世界を作っていきました。
イマジネーションの玉手箱を持つ楯さんが魔法のステッキ(両手ね)を振り上げると蓋は開いて、
その空間に無数の小さな音の星が散りばめられていく、天の川が見え、瞬いていく調べに自然に同調している自分がいる。静謐な空間は無限ですが一体感が生まれる。すっと入って行かれるんです、そこが不思議。
そんなお客様参加型ライブ、いつかご一緒しませんか。 

お待たせしました。お客様お待ちかねの○○健之さんご登場。 松原健之さんです。 
「こんばんは」のご挨拶から、「塩入さん楯さん齋藤さん岡沢さん、みんなにお世話になっておりまして…」のお話に、この会場へお越しいただけたことも勿論ですが、バンドメンバーも大切に思っていただける松原さんのお人柄にじんときました。
歌の旅びと
高音の煌めく声、低音の甘い響き。その声の情緒の振り幅がスゴい。それを明らかに伝え、活かしていく演奏もこのメンバーならでは。安心して歌われている松原さん、MCも和やか。ヘアメークさんはみんなカッコイイ〜〜。他、饒舌な松原さんが嬉しいです。
一本の鉛筆
ワタクシ初めて聴かせていただきました。心を打たれました。 反戦のうた、シャンソンです。
センチティブに聞こえるピアノ一つの伴奏にはシンプルでも一音一音綺麗に響かせ甘美さに流されない意思的な強さを前面に感じ、 松原さんの声の表情には、歌詞が繰り返す同じフレーズ(あなたに&一本の…等)の描き分け。続く言葉の穏健さや劇情との対照をくっきり浮かび上がらせ、情緒の振り幅をすっと換えていくすごさがある。
そこには私達の心の振り幅もおおきく揺さぶる感動と大きな説得力を生んでいました。 
MCでは来年、2月10日お祭りにて紙風船を揚げるというお話から、14枚目のシングル曲。 
みちのくふゆほたる
演歌です。ワタクシの感想はこのひとこと。2017.12.31.紅白のステージで歌っていただきたいです! 
松原健之さんのラストは見上げてごらん夜の星を
歌詞の一文字一文字を慈しみ歌う悠々とした声がとても自然体のようでもあり、聴くものの想像力をふと掻立てる瞬間が訪れる、そこに感情の流れやひんやりとした静謐な夜の空間が生まれる。
一筋の光の如く届く声に多くの方が勇気と力を与えてもらったことでしょう。
そしてこれからも歌って欲しいと願わずにはいられませんでした。 
どのジャンルも自身のものとし、ジャンル毎のリズミックな旋律を滑らか清らな表情で歌い、ここぞという思いは明朗で強靱な声の張りで惹きつける。
MCでお客さまに「今年も沢山の会場へきてくださってありがとうございます」の言葉がステキと思いました。


ラストの フィナーレ X'mas songs 〜メドレー はオールキャスト! 
鮮やかなテクニックとホットな感情をキープしつつ出演者そしてお客様と音と感情のバランスを保ち続けるニクい演奏。 みなさん涼しいお顏で演奏なされていますが(笑)何気にスゴイこと。
そして
あの方が、あの声が、あの音が、あのフレーズがここにある、みたいな嬉しい発見がぞくぞく続いていく喜び。
しかも鳴り物でお客様の参加も可。
笑顔いっぱいの時がここにあったのでした。

…音楽監督がこっそり?いえ確信的に仕掛けられた音楽の旨味と愉しさがつぎつぎに繋がれていく。
さすがエンターティメントを知り尽くした音楽の仕掛人の腕がなっているライブでした。
これからも益々強い結びつきを見せてくれることでしょう。 
総てに大きな大きな拍手を送ったここでしかない&かけがえのないライブの時間。 
皆様色々な音楽シーンで研鑽をつまれ、また融合するステージを待ちます。
だからその時まで大切に生きていきたい。

本当にありがとうございました。 
takako.

あっ(*_*)ギタリストがいなかったという事も書き残したく。
存在を要しない程立方体に構築された演奏でありました。
2016.12.27. 
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2015年09月24日

レジェクラ帝国ホテルレヴュー

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先日の帝国ホテルのレヴューです。
takako.さんが書いてくれました。
是非読んで戴けたら。。
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2015年07月20日

八ヶ岳コンサートレヴューです!

八ヶ岳でのコンサートのレヴュー。
ホームページを作ってくださるtakako.さんによる
素敵な文章です

ありがとうございます。


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ロッジの朝です


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2015年06月28日

6/23の様子


takako.さんによる僕のバースデイリクエストLIVEの
レビューです。
流石の内容です。
面影とラストコール、めぐりあい間奏と夢のしずくの
似ているところを指摘!、、もあるしね

ぜひぜひ読んで欲しいです
takako.様、ありがとうございます

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2015年04月22日

日向薫コンサートレヴュー

先日の日向さんYAMAHAホールコンサートの
レビューです。
僕のホームページを作成してくれている
takako.さんの執筆です。
是非読んでください!
日向 薫Elegant Time Concert : Information&Revue


相当かっこいい様です。
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2015年04月05日

塩入俊哉LIVEレヴュー「春爛漫」

僕のhpを作って下さるtakako.様の
先日の僕のライブへのレヴューです。

是非是非読んでくださいませ



゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
ご登場〜ピアノに座るなり
『こんばんは』のご挨拶。
瞬間気を和ませ、皆さんの笑顔をそっと連れてくださいました。
塩入さんとお顔馴染みの方が多いと思われるお客様達。
演奏者と客席が近いだけに親密さを増し、
ライブでのお席は特別な場所を究めていきます。
さて。
ピアノの音色が響くな否や。皆様背筋がシャキ!と伸びました。
塩入さんのサポートなされるアーティストコンサートでの
お姿や音色から、敬意を払われたお気持ちの表れであると。
演奏者とお客様の信頼関係を映していました。嬉しい瞬間。
そしてオープニング曲は、新曲。
サンサーラ〜迷い込んで
イントロが無いカンジ(これって意外。
サポートコンサートではイントロがほぼあると聴いています)
最初から主題とも聴く耳に残るメロディが、
次第に(8分の6拍子?なのかしら)混迷し、
タイトルの迷い込んで〜になっていたのです。
豪華絢爛に咲き誇る「木花咲耶姫」の桜に魅せられて
迷い込んで行った来世をイメージ。
強奏に心を奪われても、単に強さで惹き付けるのでない、
決して安っぽい強音ならない展開は濃密な弱音と
細やかな音が土台となっている。そのコントラストに、
鮮やかに浮かび上がらせて行くメロディが現世を目覚めさせ、
戻ってこられました。ほっ
最初から濃ゆい〜
MC「桜、急に咲いちゃいましたね。…春散漫、じゃない(笑)
桐朋高校の卒業生へ送った曲」
チェリスト古川展生さんと演奏なさったという曲という、
春爛漫〜サクラサクバラードです。
かいらしい桜(何故か関西弁にしたくなった・笑)
の隙間から差し込む暖かで静謐な陽射し(保護者ね)に
融けあうとても透明感あるメロディは、
淑やかなパッセージから華麗な装飾楽句まで一点のクモリなく
優しさに満ちたメロディでした。
チェロの音色も想像しながら。
花が咲きつつもう新葉も一緒に咲いている
桜親子のお姿をも浮かびます。
演奏後、曲を作られるとき、サポートしているアーティストの
影響を受けるとのお話。
この曲は稲垣潤一さんっぽい。なるほど。
「君、」と「誰がために…」系思いました。

日向薫さんが命名なされた「八王子のショパン」が
奏でてくださいました二曲は。
最初の別れの曲は、塩入さんがアレンジを施されたVer.です。
この二曲は孤高の桜が浮かびます。
以前にも書いていると思います、別れの曲はアレンジしたら
難しくなってしまったと。
皆さんよくご存知のメロディを縦の線といたしましょう。
塩入さんのアレンジにはそこへアルペジオが群がってくるかの如く
無数にまとわり付いていて。
なのに一にも二にもビシビシ決まりまくっている縦の線!
(スゴすぎて間違い探しをしたくなりまする・笑)
それがオーロラが棚引く情景にも見える程、極まりなく美しい。
孤高の桜は風がたなびくとオーロラのカーテンになるのかも。
生演奏で聴きますと、スコアを理知的に掘り下げたというより、
本能や感性に突き動かされたアレンジと感じるほど
流麗な響きが秀逸です。

二本目の孤高の桜
ノクターン遺作嬰ハ短調です。
月光ソナタを聴いていて思ったのは(これも以前書きました)
塩入さんの音色って短調&低音でも重く暗くならない。
それが不思議なんですけど。余韻なのかピアノのタッチなのか。
を思い出しつつ、でもワタクシは、高音の煌めきと物憂いメロディの
陰翳は表面はサラサラと弾いているようで懐の深い暖かな温度が
上昇して、心はたっぷり揺さぶられます。
しっかしピアノは曲の情感に任せてタッチが乱れることもなく、
鮮やかなテクニックと昂るテンションをきっちりキープしている
知と情のバランス。どこか客観的なクールさを聴きました、
孤高のショパン、を思いました。

原曲通りの曲もワタクシはとっても嬉しいです…

被災地に行ってきたお話。次世代へ向けていかないと。
約束
清楚な桜を思いました。大切大切に育てられて
毎年毎年伸びやかに枝を伸ばし、花を咲かしていかれますように。
春の匂い=花粉症が一気に押し寄せる。そんなカンジ?な曲。
水のない河
曲想と生演奏を何回も聴いていますが。始まるな否や、
音色の旋律が落ち着いているほどに心がざわつくのは何故。
はい。展開がすごいよっとの前触れなのです。
嵐の前の静けさではございませぬが。
悔しいのはいつの間にかその激流にすっかり
弄ばれてしまっていること。
左手が奏でる重厚な音色、激流を思わせる連綿たる右手の流れ、
水無し河の底にはこんなにもドラマティックな人間の心が
潜んでいるのかとコワくなりました。
人の心に潜在的に起こる衝動は普遍の憶いなのでしょう。
タイトルと今回の桜(勝手に組み込んだテーマ)に、
枯山水と枝垂れ桜が一緒に得る悠久の時の流れを重ねました。

お蔵入りとなった曲(30代の頃)を。
タイトルとお話からコワいもんなし!なイメージをもちましたが、
僕にできること
ポップス感一直線。タイトルから頼もしいですし、
溌剌と弾けるリズム、細やかなアルペジオもしなやかな音の流れも
爽快。心を軽やかにしてくれます。
春の訪れを感じた時、嬉しい事があったとき、伝えたくなりますよね。
そう、いつも側にいてくれる方へ。
…いつか「ねえねえ聞いてっ!」弾む声が聞こえてきますように。
可愛らしい桜を。
花がまるい一塊で集まって軽やかにじゃれている雰囲気に。
このまま塩入俊哉ソロライブご一行様にて、いそいそと
お花見へ繰り出したくなる。
ゴザを持参して(青いシートではいけません・笑)ね。

一部ラストは追憶のオペラ
以前お話くださった曲の背景を思いました。墓地に佇む親子。
散り行く桜をプラスしたいと。
忍び寄り低くたれ込む暗鬱、対照化されるように炸裂する哀愁が
慈愛をひたすら欲していて、途方も無く命を懸ける姿が胸に迫りくる。でも未来は開けて行くのだと確信できる強さが心を奮い立たせ、
感謝の気持ちと似た勇気も興させる。熱いものが込み上げました。
曲想の主人公には命が宿り、子供の姿を遷していきますが、
ピアノのレンジをいっぱいに弾きオーケストラ並でスケールを拡げる
渾身の演奏、この曲自体こそに作用する力で生命が宿っていると、
そう思わずには居られない心を打たれる演奏曲でした。

第二部です。
君のいた夏
初桜の初々しさに、まだ開かない蕾の鮮やかなピンクや
咲き始めた桜色が恥じらいを絡めて。
ピアノのみというスタイルがとっても新鮮。
颯爽と奏でる右手のメロディに対して左手の和音がね、
不協和音が続いて進むうちにふっと揃うのよ。
そこが追いかけっこをしていて、やっと捕まえた〜みたい、
もどかし気な恋愛初期(笑)感覚でずっと好きでした。
ピアノのみですとよりクリアに聞こえてくすぐったさ満開。
展開部にはリズミカルな嬉しさにもピリっとした緊張感があって
彫りが鋭い。曲のカンジは変わらずとも色彩を変化させていて、
さりげなく、さっ、さすが〜〜っと感動。生ライブの醍醐味です。
思えば塩入さんの曲にも君など、二人称が多いですね。

さてMCはエキシビションのお話から饒舌さは増して
(札幌は今年です)止まらない止まらない。
ただ私が覚えているのは鈴木明子さんの演技でピアノソロを
弾いたラテンの曲がyoutubeで観られます!っと。
渾身の演奏です。是非! 
海の上のピアニストより〜愛を奏でて
海…は遠いので、舟から愛でる桜遊覧(京都が良さげ。)
も一興あり。イントロで乗船しましょう。
っと書きますれば、モリコーネのこの名曲が少し変化した
塩入色アレンジの視点から聴こえてきませんか。
ゆったりの揺らぎとクリアなメロディを解り易く弾き分ける調べに、
ほんのり桜の香りが漂うようなロマンティックさ。
思わず鼻歌で歌いたくなる。そうさせる、どこまでも甘美な音色にも
漕ぎ行く先は決まっている安定感がありました。
夜桜へと時間を経ていく流れに
カッチーニのアヴェマリア
祈りの曲ですね。滑らかな旋律を繋いで行く
(弦楽器で聴いているので、ピアノでの滑らかさは当たり前のように
聴いていますがテクニックでなないのかしらん)レガートなカンジの
伴奏が美しくて、夕闇の碧空と桜色に浮かび上がる花びら
響宴を描いているよう。
ラストの方の、低音のトリルが耳に残りました。
咲き誇る夜桜があすには桜流しで散っていく儚さを憶い、
でも、おしまいを告げる音は穏やかで、温かな光に照らされる感覚に
安堵。感謝感謝です。
船下りはおしまい。
みなさんこっちこっちと呼ばれたお部屋に戻りましょうか(笑)
MC炸裂。水樹奈々さんのコンサート出演のお話。
皆さんDVDで確認しましょう!!
塩入さんのこのごろのお仕事音源コーナー。
アルビレックス新潟 のRadioテーマ(新潟県民FM PORT)
ブラジルっぽくとの要望で。
ANAK  編曲:塩入俊哉(杉田二郎)東南アジア感。
音源を流しながら塩入さん、曲説を交えてくださいました。
さらには車が燃えたお話など、豊富な会話、皆さん爆笑&頷かれたり
会場も沸き…さながらお茶会のようでした。
全打ち込みで総てが仕上がってしまうという
(できる事スゴいんですが)驚愕です。
…ワタクシ、塩入さんがお気に入りのギタリストは
約一名おいでになるのではと思いますが(笑)
MCがお花見の話題へ進み、外せないイカ焼きの匂いを
妄想させながら。
桜の時に
本来は今の時季を指しているのではないのですが。
詳細は生ライブで聞いてくださいませ。
ライブでのイメージでっす。
和のメロディに平安貴族気分(いえ、この時代にこんな素敵な音楽は
無い)屋台は瞬時に消えました。花冷えのひとときに咲く
濃厚な色をのせた桜僅かな寒さに、抑えても心の内側から湧く情熱、広がる雅なロマンが切々と歌い上げられていきました。

ブラック・バカラ
悲痛な恋愛の曲をイメージし、奥村愛さんに創られたヴァイオリン曲。
朗々と謳うピアノに細やかなパッセージが絡んで、
ほんとに一台のピアノか?と目を凝らしてもやっぱりおひとり。
エネルギーをメロディでやたらに放電するのでなく
(弾かれている愛さんの姿を重ねて)、主旋律に縦横無尽な
装飾的なパッセージと綿密な構成で深みと独特のコクを与えていく
ピアノ。クールに音を絡ませていても艶めいて色香を漂わせてくる
ヴァイオリンが攻めてくる妄想も重なりました。
妖艶な桜とブラック・バカラがセッションするようなピアノソロ、
白眉の曲、素晴らしかったです。

MCの笑いも
私達の興味を引く、楽しいお話は一音で飛んでしまいます。
塩入さんが放つ音色は楽曲、生演奏の時間へと瞬く間に
心を落としてしまう、濃密なパワーを秘めている。
これもマジックなのです。
私達お客が感じるのですから、楽曲を伝えたいアーティストの皆様は
心身底から感じ取っておられるのでしょう。
曲に入り込める入り口が備えられていて、
その感覚が少し感じられたことが嬉しかったです。
二部ラストは、三笠宮さまへ献上なされた曲。
フレンドリーな中で聴いていただいたと。
あの頃のままで
バラードの曲。イントロではピアノソロでもストリングスの音色が自然に重なり幕が上がる感覚。愛らしい主題の流れに三笠宮様の柔和な表情、
聴いていらした皆様の笑みが浮かぶ。広がりゆく遠近と、
重心を安定させる音色の幅が醸し出す気品の調べに
泣きそうになりました。
バラードが、ラスト付近、左手のドロドロドロ〜〜の連打から、いよいよクライマックスがくるぞ〜〜っと鳥肌が立ち、
さらに立体化し重厚な音色の花束に度肝を抜かれ、もっともっと
聴きたくなる衝動に駆られて、身を乗り出してしまいそうになった。音楽の美意識を極めた楽曲に超感動しました。最高のクライマックス!
ブラボー満載の演奏でした。
…場所は違うでしょうが皇居(笑)千鳥ヶ淵の桜といたしましょう。

クロージングナンバーは。
夢のしずく
2008.3月上野公園満開の桜を愛で東京文化会館へ。
宮本文昭氏のオーボエ引退公演を聴きました。
夢のしずくが聴きたかったちょっと切ない思い出を
同じ時季だけに思います。
夢は叶わない事のほうが多い。みんな判っているよね。
でも一生懸命前を向いて歩いている。
初桜の初々しさに戻ろう。
…この土地では未だつぼみなのだから。長い冬芽の時季こそを
大切に生きていかなくてはと教えている。

総ての曲への愛情、音楽というフィールドにしっかりと
その大地に根ざした一歩一歩を踏みしめてこられた塩入さんだけが
表現できる深く繊細な音色を一音足りとも零さないように
聴いていきたい、その変わらない想いが大きく膨らむ、
お客様へ注がれた愛情が拍手という愛情で応えている
大拍手が響いていました。

先日のソロ・ライブ、春の暖かな陽気と雲一つない空、
更には満開の日に重なるなどということは果たして是から先、
あるのだろうか。
今回のRevueには桜を取り混ぜて記録しておきたいと
憶いました(←強引な部分もあったかとおもいますが)
お読みいただき感謝申し上げます。…やはり長過ぎました(汗)

春爛漫は人の心を惑わします。
惑わされるくらい音楽とフレンドリーなお人柄の魅力に
埋もれた幸せな一日でした。
ありがとうございましたo(*^▽^*)o~♪
 
夢のしずく
ピアノのスコアが出来上がりました。
¥500 発売開始です!
takako. 



いかがでしたでしょうか。
音が聴こえてくるようです

僕は本当にいっぱいの人に支えられています。
皆さんありがとうございます
posted by aqua at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサートレヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月26日

コンサートレヴュー

3月22日sun. at: Jz Brat Sound of Tokyo
saya Special Live 2015 『続 大地と風の歌 』
出演:saya(vo) /岡沢 茂(bass)
楯 直己(perc,voice,笛) /塩入俊哉(Pf,Key.Aco. All arrange)

takako.さんが書いてくださったレヴューが素敵です。


是非読んでくださいね
posted by aqua at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサートレヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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